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葬儀の基礎知識一覧

宗教・宗派ごとの葬儀のマナーと作法

宗教・宗派ごとの葬儀マナーと作法の基礎知識

仏教の葬儀マナーと作法

焼香作法「宗派別」の違いと参列時の注意点

仏教の葬儀での服装・焼香の回数・香典の書き方を宗派別にわかりやすく解説。曹洞宗・浄土真宗・日蓮宗など、参列時に迷わない基本マナーを紹介します。

仏教の葬儀は、故人の成仏と冥福を祈るために行われます。
多くの家庭では仏式葬儀が一般的で、僧侶の読経・焼香・合掌を中心とした儀式が執り行われます。
ただし、宗派によって読経の内容や焼香回数、数珠の扱い方などに違いがあります。

仏教葬儀の基本マナー

ご本尊:仏・菩薩

香典袋の表書き:「御香典」「御霊前」「御仏前」
(※四十九日以降は「御仏前」が一般的)

数珠:宗派を問わず持参します。貸し借りは避けましょう。

服装:喪主・遺族は正喪服、参列者は略喪服(黒スーツや黒ワンピース)を着用します。

焼香の作法と宗派ごとの違い

神道の葬儀マナーと作法(神葬祭)

神道では、故人は「祖霊神(みたま)」として祀られます。葬儀は「神葬祭(しんそうさい)」と呼ばれ、仏教の焼香にあたる儀礼として「玉串奉奠(たまぐしほうてん)」が行われます。

神道葬儀の基本マナー

香典袋の表書き:「御玉串料」「御榊料」

焼香の代わり:玉串奉奠(たまぐしほうてん)

数珠:使用しません。

服装:黒の喪服を着用し、装飾品は控えめに。

玉串奉奠の作法

神職から玉串を受け取る(枝元を自分に向けて両手で)

神前に進み、右回しにして根元を神前へ向ける

玉串を供え、一礼 → 二拍手(音を立てない「しのび手」) → 一礼

「しのび手」とは、音を立てない静かな拍手のことです。

https://www.tf-ceremony.jp/area/koganei/koganei-knowledge/1867

キリスト教の葬儀マナーと作法

キリスト教の葬儀は「神への祈り」として行われ、焼香の代わりに献花を行います。
カトリックとプロテスタントで進行やマナーに少し違いがあります。

カトリック葬儀の特徴

儀式名:葬儀ミサ

香典袋の表書き:「御花料」

儀式の流れ:司祭による聖歌・祈り → 献花 → 黙祷

作法:十字を切って祈ります。

 

プロテスタント葬儀の特徴

儀式名:告別式・昇天式

香典袋の表書き:「御花料」

儀式の流れ:牧師による聖書朗読・賛美歌 → 献花 → 黙祷

作法:十字は切らず、静かに祈りを捧げます。

服装の注意点

黒を基調とした服装

女性は肌の露出を避け、光るアクセサリーは控えましょう。

献花は白い花(カーネーション・菊など)が一般的です。

 

無宗教葬・自由葬のマナー

宗教儀式にとらわれず、故人や家族の意向を重視した「無宗教葬」や「お別れ会」も増えています。

無宗教葬の特徴

・宗教者を招かず、音楽・映像・手紙などで送る形式

・香典袋の表書きは「御花料」「御供物料」など

・献花・黙祷を中心に行う

服装マナー

基本は黒の喪服で統一

「平服でお越しください」と案内がある場合は、落ち着いた服装で。

ポイント:形式にとらわれず、「故人を想う心」を大切にしましょう。

https://www.tf-ceremony.jp/area/koganei/koganei-knowledge/1411/

葬儀マナーに迷ったときは

宗教や宗派ごとに作法は異なりますが、もっとも大切なのは故人への敬意とご遺族への思いやりです。
もしマナーに不安がある場合は、葬儀社のスタッフにお尋ねください。現場で丁寧にサポートいたします。

※ご不明な点はお気軽にご相談ください

「〇〇宗の焼香回数が分からない」「香典袋の表書きを知りたい」など、どんなことでもお気軽にご相談くださ

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